ホンダは、ラストイヤーになんとかF1日本GPを開催できるよう政府に“大きな圧力”をかけていると Auto Motor und Sport に寄稿するジャーナリストのマイケル・シュミットは語った。“コロナ時代”の2シーズン目となる2021年もF1カレンダーは不確実なものとなっている。特にF1カナダGPについては現時点で大きな疑問があり、他のレースに関しても観客の入場が許可されるかどうかは分からない。
新型コロナウイルスの扱いは国よって異なる。たとえば、オーストラリアは非常に厳しいため、自国民の一部でさえ何ヶ月も海外で立ち往生している。そのため、念のため、メルボルンでのグランプリはカレンダーの後半に再配置されている。Auto Motor und Sportのジャーナリストであるマイケル・シューミットは、それ以外にも日程変更が起こる可能性が高いと語る。モントリオールでのレースが行われない場合、トルコがカナダGPに代わる指定国になることを期待されている。また、ニュルブルクリンクとホッケンハイムも代替サーキットとしてスタンバイしているという。そして、不確実性の高いレースとして、F1日本GPも挙げられている。新型コロナウイルスの進入を防ぐことに関しては、オーストラリアとほぼ同じくらい厳しい。しかし、2021年にF1から徹底するホンダは、ラストイヤーになんとか鈴鹿サーキットでレースを開催することに強い関心を持っているとマイケル・シュミットは語る。「日本の同僚は、ホンダが日本政府に大きな圧力をかけていると私に言った。彼らは本当に日本で別れのレースをしたいと思っている」F1日本GPは第17戦として10月10日の開催が予定されている。
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