ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、F1エンジンの“予選モード”禁止は延期される可能性があると語った。F1スペインGPの週末、FIA(国際自動車連盟)は、フェラーリ以外のエンジンメーカー、特にメルセデスの使用が顕著である予選でエンジン出力を大幅にアップさせる“予選モード”を禁止する方針をF1チームに伝えた。
しかし、ホンダF1の田辺豊治は、予選モード禁止の詳細はまだ決まっていないと語る。F1スペインGP後のメディカ会見でホンダF1にとって予選モードの禁止は助けになるか、それとも妨げになるかと質問された田辺豊治は「レギュレーションや監視の内容にもよります」とコメント。「メルセデスが何かを失うというならば、ホンダとして私たちにとって良いことだと言うかもしれません。しかし、現時点では、私にはわかりません」F1レースディレクターのマイケル・マシは、計画されている技術指令を次戦F1ベルギーGPに先駆けて発行することを計画しており、エンジンメーカーにも相談していると語っている。「詳細は検討中で、ホンダもその一部です」と田辺豊治は語った。「我々はレギュレーション、それらがどのように監視されるか、メーカーがどう思うかについて話をしています。実現はできると思いますが、監視は難しいと言った感じでしょうか」「チームとメーカーの意見が一致すれば、ベルギーからになるでしょう。それが達成できなれば、延期される可能性があります」
全文を読む