本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英は、新型コロナウイルスの予防策としてF1オーストラリアGPを中止にするというF1およびFIA(国際自動車連盟)の決定を支持すると述べた。マクラーレンのスタッフが新型コロナウイルスに感染したことが確認され、マクラーレンはF1オーストラリアGPへの参戦を断念。その後、F1とFIAを含めた関係各位で議論がなされ、3月15日(金)の朝に中止が正式に発表された。
この発表を受けてホンダは本田技研工業のブランド・コミュニケーション本部長を務める森山克英が声明を発表。決定を完全に支持すると述べた。「今回のF1開幕戦、オーストラリアグランプリの開催中止の決定は、現在の状況を鑑みれば正しい判断だと考えており、ホンダとして主催者およびF1の決断を支持します」」と森山克英はコメント。「ファンの皆さま同様に、ホンダ、そしてF1にかかわるすべての人々がレースを愛しており、開幕戦を待ち遠しく感じてきました」「一方で、ファンの皆さまや関係者、チームメンバーの健康と安全、そして公衆衛生以上に優先されるものはありません」「レースをできないことは非常に残念ですが、また皆さまの前で安全にレースができる状況に少しでも早く回復することを願っています」関連:F1:オーストラリアGPの中止を正式発表