ホンダは、F1中国GP初日のフリー走行で、ジェンソン・バトンが19番手、ルーベンス・バリチェロが20番手だった。ホンダ勢は、午前中はタイヤ比較やセットアップを実施。バトンは12番手、バリチェロは17番手だった。2回目のフリー走行では、レースコンディションでのセットアップを行うべく、様々なセッティングを試し、マシンを煮詰めていった。しかし、グレイニングが発生、また強まってきた風の影響もあり、車の良いバランスを見出すことができないまま、フリー走行は終了。バトン19番手、バリチェロ20番手という結果に終わった。
ジェンソン•バトンフリー走行1回目 12番手 1分37秒619フリー走行2回目 19番手 1分37秒800「いいバランスを見つけるのに苦戦し、僕らが試したすべてのことがマシンの改善につながらなかったのが残念だ。すぐにマシンの限界に達してしまったことが問題のようで、金曜の午前、僕らは十分戦闘力を発揮していたが、それが精一杯だった。その後は、さらに前進することができなかった。もどかしいが、いつもどおり、今あるものからベストを引き出すつもりだ。」ルーベンス・バリチェロフリー走行1回目 17番手 1分37秒827フリー走行2回目 19番手1分37秒904「あらかじめ予測していたことではあるが、このサーキットではマシンのパフォーマンスが不足している。バランスを見つけるのが難しく、マシンにはアンダーステアもオーバーステアも出て、ドライブしやすいとは言えない。トラクションも不足しているので、明日の予選までに進歩できるよう、今晩はやることがたくさんある。」スティーブ・クラーク レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア「今日の午前は、われわれは通常のタイヤの評価とセットアップ作業を行い、まあまあ良いダウンフォースを得るができた。午後はマシンバランスを見つけるのが難しく、タイヤに早い段階でグレイニングが出ていたため、ここ一発の速さが出せなかった。予選の走りではなく、レースに向けた準備を進めていたので、タイムシートに示されているほどパフォーマンスが悪いとは思わない。とはいえ、われわれにとってタフな週末になると予測している。」
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