ニック・ハイドフェルドが、負傷したロバート・クビサの代役に決定したとドイツのメディアが報じている。ロータス・ルノーGPは、すでにニック・ハイドフェルドが今週のヘレステストに参加することを発表しているが、カーナンバー9の“潜在的な後任候補”であるだけだとしている。しかし、ドイツの Bild-Zeitung は、ニック・ハイドフェルドが3月以降もレースをすることになると主張。
同紙によると、ニック・ハイドフェルドはすでにエンストンのファクトリーでR31のシートあわせを済ませているという。Bild Bild-Zeitung は、ルノー関係者のコメントして「ヴィタリーは比較的経験が少ない。マシンのポテンシャルをフルに使うためには、強く経験のある人物が必要なのは間違いない」と報道。「それに、チームはここ数年ハイドフェルドと交渉してきた」と関係者は付け加えた。実際、以前ルノーはヴィタリー・ペトロフの放出を検討しており、ニック・ハイドフェルドは今年のロバート・クビサのチームメイト候補にあげられていた。しかし、現時点ではルノー側はそのニュースを認めていはない。スポークスマンは「クビサはまだ集中治療中」であり、決定することは「不適切」だと DPA通信 に述べた。また、ロータス・ルノーGPは、ヴィタントニオ・リウッツィにバルセロナテストで評価すると連絡を入れたとの噂もある。「今はヘレステストを待たなければならないし、ありがたいことにバルセロナテストもある」とチームオーナーのジェラルド・ロペスは述べた。ニック・ハイドフェルドについては「ニックが優秀であることは周知のことだが、彼の今のレベルはわからないし、我々のマシンとの相性もわからない。ヴィタントニオ・リウッツィについても同じことが言える。ブルーノ・セナについてもわからない。昨年は何もできないマシンのチームにいたからね」と述べた。
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