ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝で3位表彰台を獲得したが、予選後にクラッシュを受けてスペアシャシーでリビルドされたW13の感触はこれまでとまったく同じではなかったと語る。ルイス・ハミルトンは、金曜日の予選Q3で激しいクラッシュを喫して9番手からスプリントをスタートし、決勝に向けてスターティンググリッドを8番手まで改善した。予選前、ルイス・ハミルトンは、W13はトップ3を争える車のように思えると感じていただけに、残念な出来事だった。
スペアシャーシへの交換を含む大規模なリビルド作業の後、ルイス・ハミルトンは、オーストリアグランプリのスプリントと決勝に向けたアクションを再開した。ルイス・ハミルトンは、両方のW13の感触は似ていと感じたものの、2.0バージョンは金曜日のものとはわずかに違ったと語る。予選後にトップ3の可能性がある感じていたW13の日曜日の感触について質問されたルイス・ハミルトンは「正直なところ、予選ペースはトップ3に入っていたように思えたけど、当然ながら、クラッシュによって不可能だった」とコメント。「そのあと、車は完全に新しくなった。すべてね。ストリップ、新しいシャシー、もちろん、エンジンは同じだけど、ギアボックスを変更した、すべてのコーナー、すべてが新しかった」「そして、まずは再び車にダメージを与えたくないし、車は金曜日とはまったく同じようには感じられなかった。非常に近いけど、もっとダイヤルインしていたので、少し良くなったように思う」しかし、ルイス・ハミルトンは、彼が感じていたポテンシャルを実現した。セルジオ・ペレスとカルロス・サインツJr.のリタイアが大きな助けとなり、8番グリッドから3位表彰台を獲得した。もう1台のメルセデスであるジョージ・ラッセルは4位に続いた。オーストリアでの3位表彰台を良い結果と見なしているかと質問されたルイス・ハミルトンは「間違いない」とコメント。「特にクラッシュによって難しい金曜日の後には期待していなかった結果だし、もちろん、まだチームには本当に申し訳なく思っているけど、車をリビルドしてくれたみんなのことを本当に誇りに思っている」「それに、ハードワークを続けてくれたファクトリーのみんなのことも誇りに思っている。彼らは僕が破壊してしまったことで、それらのもので何をしなけれはならないかを分かっていると思うでも、その後にいくつかの新しいより良いものが来ることを願っている」「だから、これはチームとして3位と4位を獲得したことは素晴らしいリカバリーであり、本当に良いポイントだ。だから、僕たち頭を下げて削り続けなければならない、僕たちはゆっくりと前の人たちに繰り込んでいる。それでも、彼らはかなり速いけどね」