F1史上最多記録を破ることは間違いないと考えられているルイス・ハミルトンは、F1史上最高のドライバーとして記録されることは自分にとっては重要なことではないと語る。前戦F1アイフェルGPでメルセデスのF1ドライバーであるルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハが保持してきた通算91勝というF1史上最多勝利数の記録に並んだ。
次戦F1ポルトガルGPでは、その記録を破って単独首位に立つ可能性がある。たとえ、ポルトガルで実現しないとしても、事委はさらに5戦あり、自分の記録を更新することができる。またた、ルイス・ハミルトンは、来年以降もメルセデスF1との契約を更新すると考えられており、通算勝利数が100戦を超えることも考えられないことではない。「突然、歴史を書き直すのは本当に難しいことだと思う。それは僕個人にとっては非常に難しい考えだ」とルイス・ハミルトンは語る。「自分の経験からしか話すことができないけど、それを計算して実現し、意味を持たせるのは本当に難しいことだ」「もちろん、他のスポーツで過去に偉大なレジェンドたちによって破られてきた歴史的な瞬間やタイトル、記録を追いかけている他のクールなレジェンドたちを見てきたし、今も見ている。そして、外から見るのと、中にいるのとでは異なる」「でも、僕が言えることは、僕はまだ終わっていないということだ。まだ改善できると感じている。まだ本当に良いレベルで運転していると感じている。F1アイフェルGPの勝利により、ルイス・ハミルトンはドライバーズ選手権のリードを69ポイントに広げた。今年タイトルを獲得すれば、再びミハエル・シューマッハが記録した7回のF1ワールドチャンピオンという記録に並ぶことになる。そして、来年は前人未踏の8回目のF1タイトルを追いかける可能性がある」「僕にとって本当に明らかなことは、そのような勝利を収めることはとても素晴らしいということだ。でも、もっと重要なことは、車の外で何をするかだと思っている」とルイス・ハミルトンは付け加えた。「それこそが、実際に僕が影響を与えることができる部分だと思う」「家族以外に覚えておいてもらいたいと思ったことは一度もない。もちろん、ファンと一緒にこの旅を進んでこのような結果を残してきたので、ファンが僕のことを覚えていてくれることを願ってるけどね」「皆さんが、実際に世界を気遣い、大きな意図をもって彼らが行ったことを善良な人のことを記憶しておきたいと思うだろう」「言ったように、僕にとってベストもしくはグレーテストとして記憶されることは最も重要なことではない。なぜなら、僕は過去のどれらのドライバーをとても尊敬しているからだ」「自分のことを彼らと比較する必要があるとは感じていない。僕は異なっているからね。全員が違っているし、ユニークだ」