メルセデスのルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとシャルル・ルクレールの台頭を抑えるために、2019年シーズン後半は“2倍の努力”をする必要があると語る。マックス・フェルスタッペンはF1で5年目を迎えており、シャルル・ルクレールは2年目でフェラーリでは初のシーズンを戦っている。二人は今シーズンで唯一メルセデス以外でレースに勝利しているドライバーであり、ルイス・ハミルトンが引退したあとは、次世代のチャンピオン候補と目されている。
だが、ルイス・ハミルトンは、まだまだ現役を続けていく意向を示しており、ヤングガンたちを抑えるために腕を上げていく必要があると語る。「彼らは二人とも驚異的な仕事をしている」とルイス・ハミルトンは今週末のイタリアGPに先立って Sky Sport にコメント。「彼らの旅路を見るのは興味深い。なぜなら僕も自分のキャリアの早い時期にそのレベルにいて、試練や苦難を身に染みて経験しているからだ。彼らの経験していることに共感できるんだ」「彼らはフレッシュで若く、活力があるので、これから彼らの前をとどまっているためには2倍の努力が必要だ。年を重ねていくと、体力、ドライビング、鋭さなどを維持するのは難しくなるからね」5度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、現在ランキングで65ポイントのリードを築いており、6回目のタイトル獲得にむけて突き進んでいる。しかし、ハミルトンはポイントには注意を払っておらず、とにかくレースをフィニッシュすることに集中していると語る。「正直、自分のポイントの数すら把握していない」とルイス・ハミルトンは主張する。「でも、できる限り良い結果を出し続けようとしている。残りのチャンピオンシップがどうなるかはまったくわからないし、頑張ってこの高いレベルを維持していかんければならない」
全文を読む