メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1メキシコGPの決勝レースを4位でフィニッシュ。自身5度目となるF1ワールドチャンピオンを獲得した。7位以上でフィニッシュすればタイトル確定という状況で迎えたF1メキシコGP。決勝ではタイヤに苦しみ4位フィニッシュと表彰台獲得とはならなかったが、ランキング2位のセバスチャン・ベッテルとの差を64ポイントとして、2レースを残して2018年のF1ワールドチャンピオンを獲得した。
これでルイス・ハミルトンは、2008年、2014年、2015年、2017年に次いで、自身5度目のF1ワールドチャンピオン獲得。5度目のF1ワールドチャンピオンが確定。ファン・マヌエル・ファンジオと並んで歴代2位に浮上した。今シーズンはここまでの19戦で9勝、2位2回、3位3回、9度のポールポジションを獲得。通算71勝、81回のポールポジション。2014年にF1がパワーユニット時代に突入してから50勝を挙げている。「正直、現時点ではあまり実感が湧いていない。夢見ていたことだけど、今日、自分が5度のワールドチャンピオンとしてここに立つなんて何百万年かかっても実現するなんて思っていなかった」とルイス・ハミルトンはコメント。「何が起こってるかわからなかったし、とにかく僕がここにいるのを手助けしてくれたすべての人に心から感謝している」「メキシコGPを特別なものにしてくれた、ここに来ているファンのみんなに心から感謝したい。それにチームにも大きな感謝を述べたい。無線でボノは言っていた。チャンピオンはここで勝ったのではない。『多くのレースを通して行ってきたたくさんのハードワークによって勝ったんだ』とね。だから、ペトロナス、僕たちのすべてのパートナー、そして、もちろんメルセデスのすべてのハードワークに心から感謝している」「僕は13歳からメルセデスと一緒にいるし、ファンジオも何年も前にメルセデスと同じことを達成した。信じられない気分だし、現時点ではとても現実のこととは思えない」「今日のレース自体は散々なものだった。素晴らしいスタートを切れたと思うし、本当に頑張っていたけど、僕たちはタイヤに本当に苦しんでいた。バルテリと僕の二人ともね。とにかくクルマを完走させることだけを考えていた」「正直、とにかく本当に感謝している。家族のみんな、愛している。すぺてのサポートに感謝している。僕の父と家族のサポートがなければ僕はここにいなかった。とても謙虚にさせてくれる経験だ!」関連:F1メキシコGP 結果:フェルスタッペンが優勝、ハミルトンが王座獲得