ルイス・ハミルトンは、移籍するメルセデスの2013年の開発に影響を与えるには“少なくとも6カ月”はかかると考えている。ルイス・ハミルトンは、今年末でマクラーレンを離れ、ここ3シーズンわずか1勝にとどまり、2012年のラスト6戦中5レースでノーポイントに終わったメルセデスへ移籍する。
9日(日)にマルタでマクラーレンのドライバーとして最後のデモ走行を実施したルイス・ハミルトンは、2013年はレースで勝利に挑戦できるかどうかを言うことはできないと Sky Sports News に述べた。「それを言うのはあまりに早すぎる。マシンをドライブしたことすらないからね。ブラジルではメルセデスは1.1秒遅れているように見えたので、僕たちの前には長い上り坂が立ちはだかっている」「それでも不可能だとは思わないし、彼らに素晴らしいポテンシャルがあると思っているからそこに行くんだ」 またルイス・ハミルトンは、メルセデスの2013年のマシン開発に本当の意味での影響を与えられるまでに半年くらいはかかるだろうと見る一方で、翌年の2014年はメルセデスにとって競争力を発揮するチャンスになると考えている。「短い期間では考えていない。第一に、僕は2月までマシンに乗ることがないし、少なくとも6カ月が過ぎるまでは十分に大きな影響を与えることはないだろう」「2014年が最も重要、もしくは最もコンペティティブなシーズンになるはずだ。でも、(2013年に)表彰台を獲得することができないという理由もない」「来年、勝つことができれば・・・本当にうまくいってそれが実現すれば、そのときには僕たちは笑っているだろうね。どうなるかは見てみなければならない」