ハースF1のチーム代表を務める小松礼雄が、2024年F1第1戦バーレーンGPの決勝レースを振り返った。ハースF1チームは、ケビン・マグヌッセンとニコ・ヒュルケンベルグは、バーレーン・インターナショナル・サーキットで土曜日に開催された2024年のF1世界選手権第1戦バーレーンGPでそれぞれ12位と16位に入った。
ソフトタイヤで15番グリッドからスタートしたマグヌッセンは、オープニングラップで順位を上げて12番手を走行。12周目にピットインしてハードタイヤに履き替え、33周目に再びピットインしてハードコンパウンドに履き替えた。終盤はダニエル・リカルドと角田裕毅のRBコンビの猛追を抑え、12番手をキープしてチェッカーを受けた。ヒュルケンベルグは同じくソフトタイヤを履いて10番手からスタートしたが、ターン1でアストンマーティンのランス・ストロールと接触。ヒュルケンベルグは1周目のピットストップでフロントウイングを交換し、ハードタイヤを履いてレースに臨んだ。ヒュルケンベルグは21周目にピットストップを行い、2セット目のハードタイヤに履き替え、43周目に再びピットインしてソフトタイヤに履き替えた。ヒュルケンベルグは16位でフィニッシュした。「完璧なレースではありませんでした」と小松礼雄はコメント。「ニコはスタートで出遅れ、フロントウイングを破損してしまった。ケビンのレースは、我々が今年も戦えることを示してくれました」「我々は最高のデグラデーションを持っているわけではないが、少なくともミッドフィールドではポイント争いができる。完璧な戦略は取れなかったが、それでもケビンが最後の瞬間までミッドフィールドで戦っていたことは大きなプラスになった」「ミスの幅が非常に小さいことは分かっているので、その面でもステップアップする必要があります。今週末は大きな収穫があったし、来週末の新たなチャンスを楽しみにしています。ジェッダでまた強いショーを見せられることを本当に楽しみにしています」