元F1ドライバーのロマン・グロージャンは、F1カナダグランプリでフェルナンド・アロンソが7位から9位に降格することになった5秒ペナルティを批判。今回のケースではレースコントロールは“規制しすぎ”だったと考えている。フロントローからスタートしたフェルナンド・アロンソは、車にトラブルが発生し、レースでは少し後退した。7位でフィニッシュしたアロンソだった、その後、ウィービングに対して5秒のタイムペナルティが科せられた。
だが、フェルナンド・アロンソの週末を通してのフォームとミックスドコンディションにおけるパフォーマンスは、2009年にルノーで一時的にアロンソのチームメイトだったロマン・グロージャンに非常に感銘を与えた。「フェルナンドがうまくやっているのを見るのは本当に嬉しいことだ」とロマン・グロージャンは彼のYouTubeチャンネルのレースデブリーフィングビデオで語った。「F1で初シーズンを迎えている20歳のドライバーを見ると、彼はその情熱、その火を持っている。彼は危険や無茶を承知でやっている」「彼はシケインから出るたびに横向きになっていた。金曜日はドライで速かった。土曜日はウェットで非常に印象的だった」アルピーヌF1チームの代表を務めるオトマー・サフナウアーはレース後、レース後半のセーフティカーがなかったらフェルナンド・アロンソはもっと良い結果を得られたと感じたと述べたが、ロマン・グロージャンもその意見にに同意している。「アロンソは日曜日に興味深い戦略を立てた」とロマン・グロージャンは説明した。「彼はミディアムタイヤで長い間ステイアウトしていた。20周だ。バーチャルセーフティやレース後半のセーフティカーがなければ、レースで1ストップ戦略を試すことができた唯一のドライバーの1人だったのかもしれない」その後、フェルナンド・アロンソはペナルティを科されたが、ロマン・グロージャンの見解は、この決定でレースコントロールは「やり過ぎ」だったと考えている。「彼は最後に5秒のペナルティを受けた。僕はそのペナルティにちょっと同意できない」とロマン・グロージャンはコメントした。「確かに彼はストレートで2回移動した可能性があるけど、まず、ストレートはストレートではないため、まっすぐ進むのは簡単ではない」「第二に、真剣勝負のレースをさせようよ! 戦わせ、防御させ、頑張らせよう。レギュレーションがあるのは良いことけど、やりすぎないでほしい」「5秒の価値はなかった。それは僕の意見だ。たぶん、僕は間違っているかもしれないけど、それが僕が感じていることだ」
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