ハースF1のロマン・グロージャンは、F1スーパーライセンスを取得して2021年にF1デビューが濃厚となった角田裕毅を称賛した。FIA-F2の最終大会となったバーレーンで、角田裕毅はポールポジション、優勝、2位表彰台という結果を出し、ランキング3位でシーズンを優勝。ランキング3位には40ポイントのスーパーライセンスポイントが与えられ、ストレートでF1への参戦資格が与えられる。
ロマン・グロージャンは、角田裕毅が優勝したレース1を紹介したFIA-F2の公式Twitterにリプライ。角田裕毅を称賛した。「裕毅は本当に魅力的なヤツだし、素晴らしいドライバーだ。僕たちが、来年、彼をF1で見れることを期待しているよ」とロマン・グロージャンは語った。ホンダF1とレッドブルの育成ドライバーである角田裕毅は、来年、アルファタウリ・ホンダからF1デビューすることが期待されている。すでにアルファタウリの2年落ちのF1マシンをテストしている角田裕毅は、F1アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで行われる若手ドライバーテストへの参加が決定している。一方、前戦F1バーレーンGPでマシンが炎上する大クラッシュから奇跡の生還を果たしたロマン・グロージャンは、両手に負った火傷の治療に専念するため最終戦F1アブダビGPを欠場することを発表。今シーズン限りでハースF1を離れることが決定しているロマン・グロージャンにとって、事実上、F1バーレーンGPが最後のレースとなった。