ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、ロマン・グロージャンが来季もチームに残留するために“一貫性”を示す必要があると警告する。オーストリアGPで4位、ドイツGPでは6位と単発では結果を出しているロマン・グロージャンだが、その間のイギリスGPでは不用意なクラッシュリタイアを喫するなど今シーズンはミスや接触が目立っており、開幕9戦ではノーポイントが続いていた。
「一貫性は魔法の言葉ではあるが、彼はそれをわかっている。彼にとって新しいことではない」とギュンター・シュタイナーは Globo にコメント。「我々は彼の実力はわかっているし、彼も自分の実力をわかっている。良い日の彼は素晴らしい。とにかく彼にはもっと一貫性が必要だ」ロマン・グロージャンの後任候補には、セルジオ・ペレス、そしてキミ・ライコネンなど、多くの候補者が名を連ねている。「我々が買い物をすることになると言うつもりはない。明らかな理由で多くの人々が我々に買い物をしにくる。彼らはは我々がどういう状況かを見たがっている」と語るギュンター・シュタイナーは、フェラーリやルノーといった規模の大きなチームが2019年のラインナップを確定させるまで待たなければならないと付け加えた。最も可能性が高いとされているのがセルジオ・ペレスだ。フォース・インディアは破線申請を行ったと噂されており、セルジオ・ペレスのマネジメントは債権回収のために訴訟を起こしたと報じられている。メキシコ人はハースにフィットするかと質問されたギュンター・シュタイナーは「ドライバーの国籍は重要ではない。重要なのは才能だ」と語った。