2022年F1第12戦フランスグランプリの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、第12戦の舞台となるポール・リカール・サーキットにC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)とレンジで最も硬いコンパウンドをノミネートしている。決勝では2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。
暑いコンディションでは、F1チームは2ストッパーに向かう可能性があるが、1ストッパーも問題外ではない。ミディアムタイヤからスタートすると様々なオプションがある。第2スティントをハードで走る1ストップか、ハードでミディアムスティント、ミディアムでファイナルスティントへと繋ぐ2ストップの可能性が広がる。それはすべてレース当日のデグラデーションに帰着するが、もちろん車によって異なる。戦略を決定する他の要因は、各ドライバーが残した個々のコンパウンドの数となる。マリオ・イゾラ(ピレリモータースポーツディレクター)「理論的には、ミディアムからハードへの1ストッパーは実際には最速だが、それでもほとんどのチームはミディアムタイヤとハードタイヤを使用する可能性が高い2つのストッパーを目指すと思う。興味深いことに、フロントランナーの中で、ルクレールだけが1セットのハードと2セットのミディアムタイヤをレースに残している。直接のライバルは、ほとんどの場合、2セットのハードと1セットのミディアムを持っている。そのため、おそらく今日よりも暑くなるコンディションで、いくつかの異なる戦略が見られる可能性がある」
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