フォース・インディアは、F1ベルギーGP決勝レースで、ジャンカルロ・フィジケラが2位、エイドリアン・スーティルは11位だった。ポールポジションからスタートしたジャンカルロ・フィジケラは、スタートで首位を守るが、1周目の多重クラッシュでセーフティカーが入り、リスタートでKERSを搭載するキミ・ライコネンに先行を許してしまう。しかし、その後フィジケラはライコネンとレースの最後までライコネンと1秒間隔でのバトルを披露し、見事2位表彰台を獲得。フォース・インディアにチーム初ポイントをもたらした。
11番グリッドからスタートしたエイドリアン・スーティルは、オープニングラップの1コーナーでフロントウイングを破損。ピットストップを余儀なくされ、12位でレースを終えた。ジャンカルロ・フィジケラ (2位)「再び素晴らしい日になったし、今日は驚くべき結果だ。スパに来る前、あなたが全チームに8位でフィニッシュできたら満足かと聞いたなら、僕たちは素晴らしい結果だと言っただろう。2位は夢のようだし、本当に素晴らしい。実際、正直に言えば、僕たちはレースに勝てると感じていたので少し落ち込んでいる。リスタートでキミが僕を追い越していったセーフティカーは不運だったし、KERSで僕をオーバーテイクした。実際、彼の後ろで僕の方が速かったけど、KERSによってロングストレートで速くなるのは不可能だったので追い抜くことができなかった。でも、トラックとファクトリーにいるみんなからこのファンタスティックな結果を取り上げることは出来ない。昨日のあと、僕はポイントを獲る自信があったし、それはチャンピオンシップと来るべきレースに向けてポジティブなことだ。みんなにとても感謝している」エイドリアン・スーティル (11位)「チームにとって、特にジャンカルロにとって素晴らしい週末だった。彼は今日、素晴らしいレースをしたし、2位はみんなにとって大きな業績だ。僕たちは明らかに非常に良いステップを遂げたし、今日はどんなことも可能だったと思う。僕たちは次のレースを楽しみすることができる。個人的には、彼かが僕に接触して、その時点でレースが終わってしまったので、少し期待外れだった。アロンソだと思うけど、彼は僕のリアにぶつかってきて、僕の向きを変えて、フロントウイングが壊れてしまった。最終的にクルマはスピードがあったので期待外れだったし、レースで取り戻そうとしたけど、がっかりだったよ。それでもクルマにはとても満足しているし、チームにとって2位は非常に素晴らしいポジションだ。モンツァでは僕が同じような結果を出せることを期待している」 レース結果:F1ベルギーGP 決勝:ライコネンが今季初優勝!フィジケラ2位