ジャンカルロ・フィジケラは、ル・マン24時間レースのLMGT2カテゴリーにフェラーリ F30GTCで参戦し、クラス4位でフィニッシュした。ジャン・アレジ、トニ・ビランダーとのチームで参戦したフィジケラは、夜が明けた時点で2位につけていたが、ブレーキのトラブルに見舞われ、時速280キロでコースオフ。長いピットストップを余儀なくされ、最終的にクラス4位でフィニッシュした。
「最悪の状況だったけど、ちょうど避難用のスペースがあり、ダメージを最小限に抑えることができた。でも修理のため、ガレージで長い時間を過ごさなければならず、時間を取り戻すのは不可能だった」とフィジケラはコメント。「それでも、4位は上出来だ。またとない体験ができたことに幸せを感じている。睡眠を取ることもできず疲れましたけど、忘れ難いレースになった。チームみんなの努力、ともに冒険したチームメートに感謝している。トニもジャンも最高のチームメートだった」
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