F1は、2021年から標準パーツを導入する予定となっているが、そのリストにブレーキとホイールリムも追加された。リバティ・メディアとFIAは、コスト削減の一環として、ステアリングホイール、ペダル、ピットエキップメント、ライブシャッフトを標準コンピーネントのリストに挙げている。
2020年以降の新しいレギュレーションについてレーシングポイントのチーム代表を務めるオトマー・アフナウアー「何かが発表されるにはシーズン中盤が期限だと思っている。そして、我々はそれに近づいていると思う」とコメント。「いくつかのコンポーネントについては供給されるのかどうかについて未解決の問題が残っている」FIA(国際自動車連盟)は2021年のすでに標準ギアボックスのサプライヤーのための入札を行っており、Autosprint は、ブレーキ、ハイドロリック、ホイールについても公表されたと報道。標準パーツが増えることは、パフォーマンスと存続に苦しんでいるものの、“Bチーム”戦略に抵抗しているウィリアムズのようなチームにとっては大きな救済になるだろ。「FIAとFOMが数週間前に提示したレギュレーションの最新版にはかなり満足しています」とウィリアムズの副チーム代表クレア・ウィリアムズはコメント。「現時点でまだいくつか議論しなければならないことは残っていますが、それらが合意されれば、我々はとても満足すると思います」