F1に参戦する小規模チームは、2015年以降、コストを削減するためにシーズン中盤のマシン開発を凍結する案を提示した。強豪チームから成るス戦略グループが予算制限の計画に反対したことを受けて、FIAはそれに不満を抱く小規模チームに対して、2015年のスポーティングおよびテクニカルレギュレーションに追加できるコスト削減方法の代替案を考えるよう伝えている。
Auto Motor Und Sportによると、注目の提案は各シーズンの7月1日以降のマシン開発凍結だという。同紙は「7月1日以降は承認されたパーツのみがシーズン末まで使用できることになるかもしれない」と報じた。それ以外にも各グランプリの車両検査終了後は費用のかかる新しいマシンコンポーネントの輸送を禁じるという案もあるという。 それにとどまらず、金曜フリー走行1回目を廃止し、その日からマシンを“パルクフェルメ”状態に置きつつ、チームが参戦する他チームからステアリングホイールやシャシーのコンポーネントを自由に購入できるといった案も提示されているという。2015年のレギュレーションに変更を加えるには6月30日(月)までに過半数の同意を得られなければならない。
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