F1は、2015年以降、チームについて年間1億5000万ユーロ(約214億5600万円)の予算キャップを導入する方向で進んでいるようだ。FIAは、緊急的なコストダウンを実施して、奮闘しているチームを維持させることを目指している。FIA会長のジャン・トッドは、物議を醸している新しいレギュレーションが今年6月までに同意されることを確信していると述べた。
「チームが望まなければ、我々はそれをすることはない」とジャン・トッドは Auto Motor und Sport に述べた。「我々には大多数の意志に反して何かをする権限はない」「だが、我々の議論の全てにおいて、大部分のチーム、FIA、権利所有者がこのコスト制限を望んでいるとの結論を下している」2015年の予算制限の額について質問されたジャン・トッドは、あっさりと「1億5000万ユーロだ」と答えた。これは、約2億ドル(約204億円円)で概ね合意に達したというバーニー・エクレストンの最近の主張と結びつく。「収益が高くなれば、チームは利益を得る。それが健全なモデルだ」とジャン・トッドはコメント。「ルマン・プロジェクトで実現できるように、フェラーリのようなチームはF1にとってお金を儲けなければならない」
全文を読む