シモーネ・レスタが、F1でフェラーリに在籍した23年間の長い仕事に正式に終止符を打った。レスタは、フェラーリとの契約を正式に解消してガーデニングに専念し、10月1日付でメルセデスF1の戦略開発ディレクターに就任する。この動きはパワートレインやさまざまなコンポーネントを供給するフェラーリとのテクニカルパートナーシップを強化するため、2021年にスクーデリアからのレンタルでアメリカのハースF1に移籍したレスタは、2024年初めにハースを離れた後、3月に発表された。
フェラーリとの契約期間中、レスタは2018年にテクニカルディレクターとしてアルファロメオ・ザウバーにも出向していた。しかし、わずか1年あまり後の2019年8月にスクーデリア・フェラーリに復帰している。シモーネ・レスタは、10月1日からメルセデスF1で仕事を開始する。メルセデスF1では、レスタは2013年から2016年までフェラーリでともに働いたジェームス・アリソン(メルセデスF1 テクニカルディレクター)と再会することになる。レスタは2014年にチームのチーフデザイナーに就任している。「2001-2024年、フェラーリでの23年間の情熱の最後の日」とレスタは6月1日(土)にLinkedInに書き込んだ。「類まれな才能に出会うことができた、またとないプロフェッショナルな経験だった」「私を信じてくれたすべての人たち、そして長年にわたって応援し続けてくれたファンに心から感謝する。前へ、そして上へ」
全文を読む