スクーデリア・フェラーリは、今週末のイモラで新しいリアサスペンションを導入する予定だったと伝えられているが、レースが中止される前から天気予報によって計画を延期していたと言われている。フェラーリのF1チーム代表であるフレデリック・バスールは、前戦マイアミで新しいパーツがイモラに向かう予定であることを認めていた。
しかし、実際にはイモラ・サーキットの悪天候予報により、チームはクルマに搭載される新しいパーツへのリスクを最小限に抑えるため、週末が始まる前にアップグレード計画を遅らせていたという。水曜日のレース中止により、この延期は今では重要ではなくなったが、バスールはマイアミでのSky Sport F1とのインタビューで、イモラの次にチームが持ち込むアップグレードパッケージは3連戦の最後に行われる予定だった6月上旬のF1スペインGPで、その間のモナコでは何も予定されていないことを確認していた。フェラーリは、前戦マイアミGPでフロアとディフューザーを変更し、レースがキャンセルされる前にイモラに大きなアップグレードを持ち込むことを検討していた数チームのうちの1つだった。フェラーリは、マシンのパフォーマンスに関して次にエアロダイナミクスを重視するようで、フレデリック・バスールは1つのエリアだけでなく、SF-23の至る所で改善が必要であることを強調した「パフォーマンスが1本の柱からもたらされていると考えるのはまず間違いだと思う。パフォーマンスはあらゆるところから来ている」とフレデリック・バスールは語った。「その上、他のチームから何かを複製しなければならないとしたら、それは常に遅れをとることを意味する」「今、コストキャップと、2シーズンの間にマシンがほぼ凍結されたことで、誰かの真似をすることはかなり不可能になっている」「つまり、自分たちの計画に忠実で、自分たちのプラットフォームを発展させようとしなければならない」
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