フェラーリF1は、フランスのポール・リカールで5月25日(火)・26日(水)に2日間にわたってピレリの2021年の雨天用18インチタイヤの開発テストを実施。合計で449周を走り込んだ。元々は今回のテストはメルセデスが担当する予定だった。しかし、第2戦F1エミリア・ロマーニャGPでクラッシュでバルテリ・ボッタスのマシンが大破。修復に約139万ドル(約1億5000万円)の損害を被ったとされている。
それにより、メルセデスF1は、テストのためにメカニックをポール・リカールに派遣することにかかる追加費用によって1億4500万ドルの予算上限内に留められるかが懸念し、テストを断念していた。代わりに2022年を焦点に定めているフェラーリF1がテストを引き継ぐことを決定。初日にはシャルル・ルクレールが午前中にインターミディエイトタイヤで83周、午後にはフルウエットで58周を走行。2日目にはカルロス・サインツが、午前中にインターミディエイトタイヤで75周、午後にフルウエットで92周を走行。合計で449周を走り込んだ。
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