F1の新CEOに就任したステファノ・ドメニカリは、F1には強いフェラーリが必要であり、それはメルセデスとレッドブルも望んでいることだと語る。昨年、フェラーリは、F1エンジンのパワー不足と不十分なシャシー設計の結果、ルノーから50ポイント差となるコンストラクターズ選手権6位という過去数十年で最悪の結果でシーズンを終えることになった。
今年からチェイス・キャリーに代わってF1のCEOに就任したステファノ・ドメニカリは、元フェラーリのチーム代表としてではなく、F1のボスとしての発言であることを強調して次のように語った。「F1にはフェラーリが必要であり、適切なレベルで競争する必要がある」とステファノ・ドメニカリは Sky Spots F1に 語った。「フェラーリが厳しいシーズンを過ごしたのは明らかだ。彼らは前進する方法を見つけなければならないが、少なくともエンジンに取り組む時間はあったので、昨年よりも良くなっている。エンジンはレギュレーション内でまだ開発が可能なエリアだ」ステファノ・ドメニカリは、シャルル・ルクレールとカルロス・サインツはそれを実現できるラインアップだと考えている。「シャルルは素晴らしいドライバーであり、私はカルロスが正しいメンタリティで彼の冒険を始めたと思う」ステファノ・ドメニカリは、F1の経営陣だけでなく、「トト・ヴォルフとクリスチャン・ホーナーもフェラーリが世界タイトルを争うのを見たいと思っているはずだ」と付け加えた。