フェラーリは、2021年のテストドライバーとしてアカデミードライバーのカラム・アイロットを起用することを発表した。カラム・アイロットは、今年のFIA-F2で3勝を含めた5回の表彰台を獲得し、最終戦までミック・シューマッハとタイトルを争いランキング2位で終えた。火曜日に開催されたF1ヤングドライバーテストにアルファロメオから参加し、8番手タイムを記録している。
「来年からテストドライバーとしてスクーデリア・フェラーリに加わることができてとてもうれしい」とカラム・アイロットはテスト後に語った。「チームがコース内外で行う仕事に貢献すること、そして、このエキサイティングな新しい挑戦から学ぶことができるすべての新しいことにを楽しみにしている。ドライバーとして進歩を続けるために全力を尽くして良い仕事をして、できる限り多くの経験を積みたいと思っている」「この素晴らしい機会とサポートを提供してくれたフェラーリ・ドライバー・アカデミーとスクーデリア・フェラーリに感謝している。過去3年間、彼らのプログラムに参加できたことを光栄に思っているし、一緒に旅を続けられることをうれしく思う」カラム・アイロットは、ハースとアルファロメオが2021年のラインナップを確認するまでそれぞれのシートにリンクされていた。ニュルブルクリンクで開催されたF1アイフェルGPではFP1にハースから参加する予定だったが、悪天候によってキャンセルとなった。以前にフィオラノで2018年仕様のフェラーリのF1マシンをテストしているカラム・アイロット、2021年にレースドライバーのシャルル・ルクレールとカルロス・サインツをサポートするためにフェラーリF1でさらに責任を負うことになる。