フェラーリは、F1チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネを更迭し、テニカルディレクターを務めるマッティア・ビノットがその役割を引き継ぐことになると Gazzetta dello Sport が報じている。昨年、フェラーリはシーズン中盤から失速。カリスマ的なリーダーだったセルジオ・マルキオンネが急死したことをきっかけにマウリツィオ・アリバベーネとマッティア・ビノットとの間に亀裂が生じていると繰り返し報じられた。
報道によると、フェラーリは今週、早ければ今日7日(月)にもF1チーム代表の交代について決定を下すという。「アリバベーネとビノットの共存は継続不可能だ。だが、最近のマラネロの急激な回復を予測するのははるかに困難だった」「おそらくトップの交代は今日にも発表されるだろう。現在のチームプリンシパルは、昨年までチームのテクニカルディレクターを務めていたものに落ち変えられる」「両者の緊張関係は高まっており、スクーデリア内の部門が分裂しており、クリスマス休暇前かここ数週間に不確実な雰囲気が漂っていた」「9月までアリバベーネの運転席は堅実だと思われていたが、元マールボロの男の契約が更新されたかったことがターニングポイントだった」マウリツィオ・アリバベーネは、セルジオ・マルキオンネによって2014年にチーム代表に抜擢され、近年のフェラーリの復活を導いてきたが、過去2年間でタイトルを獲得することができなかった。一方、マッティア・ビノットは、前任のジェームス・アリソンが2016年にチームを離れて以来、パフォーマンスを大きく向上させており、特にメルセデスを上回ったとされるフェラーリのF1パワーユニットの改善において大きな役割を果たしたと評価されている。
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