フェラーリは、セクハラ騒動の渦中にあるキミ・ライコネンのことをどんなことをしてでも守っていくと述べた。先週、カナダのバーで働いていた女性が、2016年のF1カナダGPの後にキミ・ライコネンとその友人からセクハラ被害を受けたとネット上で公開。キミ・ライコネンに胸を触られ、友人からは性器を触られたと主張した。
キミ・ライコネンは女性側の主張を完全に否定しており、キミ・ライコネンの弁護士は“ドライバーの名声を守る”ための唯一の手段として恐喝として被害届を出している。この件について質問されたフェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長は「我々はこの件を調査しており、キミが関わっていないことを把握している」とコメント。「我々は彼を援護しているし、どんなことをしてでも彼を守る準備はできている」この騒動が、キミ・ライコネンとの契約に影響を及ぼすかと質問されたセルジオ・マルキオネは「いずれにしろ、その2つはまったく関連のないことだ」と答えた。今シーズン限りでフェラーリとの契約が期限を迎えるキミ・ライコネンは、F1を引退して2019年からトヨタで世界ラリー選手権(WRC)に参戦するとの噂が浮上したが、ライコネンはその噂を否定。来季もフェラーリでF1で戦いたいとの意向を示している。