フェラーリは、大手タバコメーカーのフィリップ モリス(Philip Morris)とひそかスポンサーシップ契約を延長していたと Bloomberg が報じている。現在、フェラーリのF1マシンにマールボロ(Marlboro)のカラーリングをそのまま施すことはできなくなり、公式チーム名にタバコブランドの名前を入れることもできなくなったが、それでも契約は3年間延長されていたという。
元マールボロにいたチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは、契約延長を認めており、1年以上前に取締役会で承認されていたいう。マウリツィオ・アリバベーネは、公式発表は行わなかったと付け加えているが、Eメールでのフィリップ モリスの返答によると、事実、契約は2015年以降も延長されているようだ。F1ではタバコ広告は禁じられているが、フェラーリのF1マシンには今も“マールボロの箱に似た赤と白のスクエア”がデザインされている。経営戦略の専門家は「その相乗効果は口にされることも、宣伝されることもないが、それらはそこに存在している」とコメント。「ブランドを取り除いたからといって、人々がその関連づけを忘れることにはならない」フィリップ モリスは、F1との関わりを続ける最後のタバコメーカーとなっている。
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