フェラーリは、F1バーレーンGPの決勝レースで、キミ・ライコネンが2位、セバスチャン・ベッテルが5位だった。キミ・ライコネン(2位) 「厳しかった去年と不運なシーズンスタートの後、表彰台に戻れていい気分だ。少し複雑な思いもある。戻ってこれたのは嬉しいけど、僕たちはトップに立ちたい。スタートは本当に良かったし、ニコをパスできた」
「でも、その後ポジションを落として、そこでタイムを失った。戦略はパーフェクトだった。正しいタイミングと正しいタイヤ選択だったし、クルマに満足していた。レースを通して速さを維持できた。終盤はどんどん前に近づいていてハミルトンが見えていたけど、もう周回が残っていなかった。何かにトライするにはあと数周必要だった。まだ少しメルセデスには遅れているけど、サーキットやコンディションによってはレースで競争力を発揮できると思う。今日はベストを尽くしたし、このリザルトには満足している。全力で戦い、チームで多くのポイントを獲得した。一歩ずつ改善している。同じ方向で仕事を続ければいい。そうすればきっと目標にたどり着けるはずだ」セバスチャン・ベッテル(5位) 「僕にとってはパーフェクトな一日ではなかった。リズムに乗れなかったし、最終リザルトのためにポジションを失ってはいけないときに失ってしまった。全体的にリアエンドに苦んだし、コーナー出口が厳しかったので、ニコのアタックを防げなかったし、バルテリを追っていた時もストレートでDRSを使って近づかなければならない時にそれができなかった。終盤はウィリアムズを抜けずに苦労した。速く走らなければならない時に限っていつもトラフィックに引っかかって、タイヤを傷めてしまった。全体としては今回もとてもポジティブな週末だったと思う。レースでフロントウィングを傷めてノーズ交換が必要になってしまったのは残念だった。それがなければ4位か、もしかしたら3位も可能だったかもしれない。プッシュしようとして他のクルマの後ろにいれば、ダウンフォースを大きく失う。今から思えば、予想以上だったと言えるだろう。ちょっとハードにトライしすぎて膨らんでしまった。一方でキミのことはとても嬉しい。最後に彼がニコ(ロズベルグ)をパスできて良かった。チームにとっては素晴らしいリザルトだ。シーズンは長いし、ここまではとてもハッピーだ。こんなに調子がいいなんて今もとても驚いているくらいだ。まだギャップは少しあるけどね」関連:F1バーレーンGP 結果:ルイス・ハミルトンが今季3勝目!
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