フェラーリの元会長ルカ・ディ・モンテゼーモロは、フェラーリが表彰台の頂点に復帰したことを受け、以前の首脳陣を忘れてはならないと主張した。フェラーリは、2014年の大不振を受け、長年フェラーリのトップを務めてきたルカ・ディ・モンテゼーモロをはじめ、2人の代表と数多くのエンジニア、そそしてナンバー1ドライバーだったフェルナンド・アロンソを放出した。
現在、アリタリア航空の経営に参画するルカ・ディ・モンテゼーモロは、久々のフェラーリ優勝に「とても嬉しい。チームがこれほど早く勝てるとは思っていなかった」とコメント。その一方で、今回の勝利は、セルジオ・マルキオンネ社長と新チーム代表のマウリツィオ・アリバベーネ、そして、トップチェッカーを受けたセバスチャン・ベッテルをはじめとする新体制だけの功績ではないと述べた。「ハードワークの報いだ。それはこのクルマで2014年2月にマラネロで始まり、現在のスクーデリアを運営する面々によって獲得された。この勝利はメルセデスのいくつかの小さなミスのおかげもあるだろうが、このマシンとエンジンを昨年に計画したすべての人々のおかげでもある」