フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、チームに“ギアを上げる”よう命じている。ルカ・ディ・モンテゼーモロは、辞任したステファノ・ドメニカリの後任としてチーム代表のマルコ・マティアッチが早く仕事に馴染めるようにサポートしつつ、一線でF1チームの指揮をとっている。フェラーリの公式サイトは、ルカ・ディ・モンテゼモーロがマルコ・マティアッチとスタッフに対して“ジェスティオーネ・スポルティーバのギアを上げる必要性を非常に明確に伝えた”と伝えた。
ルカ・ディ・モンテゼーモロは、チームの反応速度を上げるため、パフォーマンスに影響を与える意思決定プロセスの合理化を命じた。「モンテゼモーロ会長が陣頭指揮をとって日々の作業に加わっており、常にチームと緊密な連携を取っている」「彼は内部プロセスの総点検と合理化を直ちに行うよう命じた。さらに意思決定プロセスにおける柔軟性と効率性を高めるために中間ステージと官僚主義を排除した」「同時に組織を簡略化するためにコンサルタントやアドミッションの数が削減された。F14 Tからより多くのパフォーマンスを見つけ出するための鍵となるエリアを強化することが狙いだ」F1中国GPで、マルコ・マティアッチは、必要であれば新しいエンジニアの雇用も考えていると述べている。「会長と話し合い、我々は最初のレポートを作成した。必要なことはどんなことでもするし、マーケットに乗り出すことも構わない」とマルコ・マティアッチは述べた。「しかし、ただ買い物をすることが目的ではない。F1最高レベルだと誰もが確信し、このチームに大きな価値をもたらしてくれる者を見つけることが目的だ。それが我々の現在の方針だ」
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