フェラーリのテストドライバーであるマクル・ジェネは、F1のチームオーダーを“無意味なもの”だとする意見を述べた。チームオーダーの禁止に関しては、2002年のオーストラリアGPで、当時フェラーリのチーム代表を務めていたジャン・トッドが、ファイナルラップまでトップを走行していたルーベンス・バリチェロに対して、「ミハエル・シューマッハに順位を譲れ」と指示を送り、ミハエル・シューマッハが優勝したこと騒動により、2003年以降のレギュレーションにおいて禁止となった。
中国GPでは、タイトルを争うフェリペ・マッサ(フェラーリ)がチームメートのキミ・ライコネンに順位を譲られるようなカタチで2位フィニッシュ。関係者は、その行動を「ドライバーの意思」であり「チームオーダー」ではないとして振る舞った。マルク・ジェネは、コラムで「今回のような状況を見れば、そのルールが無意味なことだとわかるはずだ」と見解をしめした。「状況は完全に筋が通っていたし、どのチームも同じことをしただろう」
全文を読む