テストゲート騒動について審理が行われるなか、フェラーリについて新たな証言が浮かび上がった。フェラーリもピレリとのタイヤテストを行っているが、2011年マシンを使用してテストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサが担当したということで不問に付されていた。しかし、実際にはレースドライバーのフェリペ・マッサも参加していたという。
メルセデスは自らを弁明するだけでなく、ジャン・トッド会長率いるFIAがフェラーリへの叱責を行わないことに触れてそのダブルスタンダードを非難した。メルセデスの弁護士ポール・ハリスは「彼らは非難されておらず、どうやら我々だけが非難の対象となっているようだ」とコメント。「我々が(公正に競技するという)基本原則に対する不正行為を行ったというのであれば、フェラーリはそれをやっていないというのは正しくないだろう」
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