松下信治は、F2開幕戦バーレーンのレース1を9位でフィニッシュした。3月30日(土)に2019年シーズンF2選手権のオープニングレースとなるレース1が行われた。午後1時10分にフォーメーションラップがスタート。日差しが強く、気温27℃、路面温度42℃のコンディション。
6番グリッドから好スタートを切った松下は、第1コーナーまでにポジションを上げ5番手になり、そのポジションを守り1周目を終える。8周目には前車をパスし4番手に浮上したが、タイヤが厳しくなった松下信治は10周目、11周目に順位を落とし、12周目に最も早くピットイン。タイヤをミディアムからソフトへ交換する。18番手でレースに復帰した松下信治は、その後各車のピットインによってポジションを上げる。そして、ほぼ全車がタイヤ交換を終えた18周目には2番手にまで上昇。レースは終盤に向かう。トップと1秒以内の差で2番手を走行した松下信治だが、20周を過ぎた頃から後続が追い上げを開始し、22周目に3番手、27周目には6番手にポジションを下げる。終盤、タイヤが厳しく、大きくペースを落とした松下信治は28周目に7番手、30周目に8番手、そして最終ラップには9番手にダウンし、レースはチェッカーフラッグを迎えている。レース2は31日(日)午後2時15分(日本時間午後8時15分)にスタートする。松下信治(レース1・9位)「スタートはうまくいき、ポジションを上げることができましたが、タイヤがすぐに終わってしまい、想定よりかなり早くピットインせざるを得ませんでした。自分では、タイヤを保たせられるだろうと思っていたので、(全車中)最初にピットインしなければならないくらい、早くタイヤが終わったのは想定外でした。交換したソフトタイヤは、始めはいい感じでプッシュできたので、なんとか最後までと思ったのですが、やはり終盤厳しくなり、最後の5周は全くダメでした。マシンは、悪くはないのですが、ちょっとアンダーステア気味で、それがこのコースとコンディションには合っていなかったのかもしれません。8位で終われればまだよかったのですが、守り切ることはできないくらい相手が速かったですね。レース2は、セッティングを見直して臨みたいと思います」