エステバン・オコンは、F1でレースができるのであれば、それがいつどのチームであっても、チャンスを掴み取る準備はできていると語る。ルノーのリザーブドライバーを務めるエステバン・オコンは、2017年のルノーのレースドライバーとして検討されているとみられている。また、メルセデスの育成プログラムのメンバーでもあるエステバン・オコンは今年のDTMをメルセデスで戦っている。
そのため、資金が尽きているリオ・ハリアントの後任としてシーズン後半にメルセデスがパワーユニットを供給するマノーでレースをする可能性が報じられている。マノー移籍の可能性について質問されたエステバン・オコンは、自分にはわからないが、そのようなチャンスがあるのであれば飛びつくと述べた。「僕にはわからない。どこかにチャンスがあったら、それを掴みたい。それを掴む準備ができているのは確かだ。チャンスがあるならば、それを掴むことに本当に満足するだろう」「マネージャーが決めるべきことだ。確かに僕の目標は将来F1にいることだ。現時点ではDTMにいることに満足しているけど、あまり長くそこにいたいとは思っていない。僕は将来F1にいたいし、F1でチャンスがあるなら、それを受け入れるように彼らをプッシュするつもりだ」ルノーの育成ドライバーであるオリバー・ローランドは、GP2経験があるのでエステバン・オコンよりも自分の方がF1レースシートの候補者だと述べているが、エステバン・オコン自身はDTMを選んだのは正しい判断だったと確信している。「決定にはとても満足しているよ。多くのことを学んでいる」とエステバン・オコンはコメント。「とても経験豊かなドライバーと一緒だし、非常にレベルの高いシリーズだ。最もタフなシリーズのひとつなのは確かだ。自分の選択には満足している」エステバン・オコンは、今シーズンのGP2には、マクラーレン・ホンダのシート候補に挙げられている2015年のストフェル・バンドーンのように印象的なドライバーはいないと考えていると付け加えた。「GP2で一貫性のあるドライバーは誰もいない。去年ストフェルがしていたようにトップを独走しているドライバーがいない。彼はとても一貫性があった」