今週末のエミリア・ロマーニャGPは、絶え間ない豪雨と増水した河川の氾濫により、通常レースに割り当てられる救急隊やレスキュー隊員が多数動員され、開催が危ぶまれる状況となっている。イタリア北部では依然として異常気象が続いており、浸水した地域の約900人が避難し、屋上に避難している人もいる。
AP通信によると、ベネツィアでは、5月の高潮による洪水から街を守るため、当局がラグーンに可動式の防潮堤を作動させる準備をしているという。火曜日には予防措置として、イモラ・サーキットのスタッフ全員とF1関係者はアウトドローモ・エンツォ・エ・ディーノ・フェラーリから避難するよう命じられ、追って通知があるまでサーキットに近づかないように通達されており、今週末のイベントの準備は中断された。スペインのF1レポーター、アルベルト・ファブレガによると、F1パドックは今のところサーキットの隣を流れるサンテロ川の増水による浸水を免れているが、F2パドック下部では驚くべきスピードで水位が上昇しているという。今後、数万人のレースファンがエミリア・ロマーニャ地方を訪れることになるが、主要道路や橋が閉鎖されているため、イモラの駐車場はもちろんのこと、物流面でも大きな問題を抱えており、今後数時間で天候が回復しても解決できないかもしれない。さらに、通常イモラで任務に就いている消防士やレスキュー隊員は、数日間に及ぶ救助や介入を行うために別の場所に配置されている。現在、国家危機管理室と地元の政治家との間で、この地域の状況について話し合いが行われている。今週末のレースは地域の安全にとって二の次であるため、F1エミリア・ロマーニャ・グランプリの開催中止が大いに検討されている。F1とレースのプロモーターは、レースを実現するためにあらゆる努力を行うだろうが、最終的な判断は地元当局が行うことになる。イモラの状況に関する最新情報は、今日の午後14:00 CET (日本時間21時)に予定されている。関連:F1エミリア・ロマーニャGPの中止が決定
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