モハメド・ベン・スレイエムが会長として指揮を執るFIA(国際自動車連盟)の新政権におなじみの名前が加わった。FIAの新しい組織図には、7人の新しい副会長がおり、それぞれに地域が割り当てられている。そこに元F1最高責任者バーニー・エクレストン(91歳)の妻であるファビアナ・エクレストン(44歳)が南アフリカ担当として選任された。
バーニー・エクレストンは、2009年にファビアナ・フロシがインタルラゴスでF1ブラジルGPのマーケティング部門で働いていたときに出会い、3年後の2012年に結婚。2020年にエース君が誕生している。バーニー・エクレストンがF1の最高責任者の役割を退いて移行、彼らはほとんどの時間をスイスとブラジルで過ごしている。バーニー・エクレストンは、サンパウロ市から約90マイル離れたアンパロに広大な牧場を所有しているそこにはファビアナ・エクレストンによって管理され、「Celebrity Coffee」というラベルで販売されている製品を生産するコーヒー農園が含まれている。おそらく名誉的な役割であり、物事の壮大な計画では比較的重要ではないかもしれないが、地域のFIA副大統領としてのファビアナ・エクレストンの選出は、ファンの間でまだいくつかの眉をひそめる可能性がある。FIAは、F1アブダビGPでの最終戦での物議を醸す運用で、ワールドチャンピオンのメルセデスF1を含めた批判の波と戦っている。FIAの誠実さと能力は疑問視されており、新たに選出されたモラメド・ベン・スライエム会長には、F1で働く役員の信頼性を再確立するための仕事が委ねられている。
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