2025年F1オランダGPの予選で、オスカー・ピアストリがマクラーレンのチームメイトであるランド・ノリスとの激しい戦いを制し、ポールポジションを獲得した。予選終盤まで続いた接戦の末に勝利を収めた。週末を通じて全3回のプラクティスで首位を守ってきたノリスに対し、ピアストリはQ1で最速タイムを記録し反撃を開始。Q2ではノリスが再びペースを握ったが、Q3の争いでピアストリが1分08秒662を叩き出し、暫定ポールを獲得した。
最終アタックでノリスは更新を狙ったが両者ともタイムを改善できず、0.012秒差でピアストリがポールを手にした。地元ファンの声援を受けたマックス・フェルスタッペンは、レッドブルで3番手につけた。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、キャリア自己最高位となる4番手を獲得。5番手にはメルセデスのジョージ・ラッセル、6番手と7番手にはフェラーリのシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンが続いた。レーシングブルズのリアム・ローソンも健闘し8番手、9番手にウィリアムズのカルロス・サインツ、10番手にアストンマーティンのフェルナンド・アロンソが入り、トップ10を締めくくった。メルセデスのキミ・アントネッリは11番手でトップ10進出を逃し、レッドブルの角田裕毅も12番手に終わった。キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトは13番手、アルピーヌのピエール・ガスリーは14番手だった。15番手にはウィリアムズのアレックス・アルボンが入り、タイヤに苦しんだ末に不満を示した。アルピーヌのフランコ・コラピントは16番手でQ1敗退、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグも17番手と苦しい予選となった。ハースのエステバン・オコンとオリー・ベアマンは18番手と19番手に沈み、アストンマーティンのランス・ストロールはQ1序盤にバリアに接触し再走できず最下位の20番手となった。Q1 – ピアストリがノリスを上回り、ストロールがクラッシュ3回のプラクティスすべてでトップに立ち「全セッション最速」を記録したランド・ノリス。その流れを維持してポールポジションを獲得できるのか注目が集まったオランダGP予選は、現地時間15時に乾いた路面と晴天のもとスタートした。最初にコースに出たのは角田裕毅で、全車がソフト(C4)タイヤを装着しての走行となった。序盤に黄旗が掲示されたのはランス・ストロールのスピンによるものだった。前日のFP2でも大クラッシュを喫したストロールは、今回はグラベルを横切ってバリアにヒット。幸い自力でピットに戻れたが、そのままガレージに留まり走行を終えた。残り数分となると各車がタイム更新に殺到。ここまで最速のノリスを、オスカー・ピアストリが1分09秒338で上回った。シャルル・ルクレールは15番手ギリギリから9番手へ浮上。さらにリアム・ローソンが5番手に躍進する一方、フランコ・コラピントは一時的に脱出するも再び16番手に沈み脱落。ガブリエル・ボルトレトは15番手でぎりぎり突破した。ニコ・ヒュルケンベルグ(17番手)、エステバン・オコン(18番手)、オリバー・ベアマン(19番手)、ストロール(20番手)はここで姿を消した。脱落:コラピント、ヒュルケンベルグ、オコン、ベアマン、ストロールQ2 – ノリスが再びトップへQ2開始時に最初にコースへ出たのはフェラーリ勢。ルクレールは走行中に「ターン10にキツネを見た」と無線で報告する場面もあったが、幸い無事に抜けていった。その後、各車が続々とタイム計測に入り、マックス・フェルスタッペンが1分09秒122で暫定トップ。2番手にキミ・アントネッリがつけるも、ノリスが1分08秒874でさらに更新。ピアストリも0.090秒差で続いた。一方でフェルスタッペンは走行中に前を走るノリスの動きに不満を漏らす場面もあった。中盤の順位では、アロンソ、ローソン、サインツ、ボルトレト、ガスリーらが脱落圏内に。二度目のアタックでは、ガスリーが10番手に浮上するもサインツが8番手へ上がり再び脱落。アレクサンダー・アルボンは13番手で改善できず無線で不満を訴えた。ローソンは8番手で突破、アロンソも7番手に入り突破成功。その結果、アントネッリ(11位)、角田裕毅(12位)、ボルトレト(13位)、ガスリー(14位)、アルボン(15位)がここで敗退となった。脱落:アントネッリ、角田裕毅、ボルトレト、ガスリー、アルボンQ3 – ピアストリが僅差でポール獲得Q3ではまずノリスとピアストリが先行出走。最初の計測でピアストリが1分08秒662を記録し暫定ポール。ノリスはわずか0.012秒届かず2番手に。ジョージ・ラッセルが続くも、フェルスタッペンが3番手に滑り込み観客を沸かせた。5・6番手はフェラーリ勢(ルイス・ハミルトンとルクレール)、続いてアイザック・ハジャー、アロンソ、サインツ、ローソンの順。最終アタックではノリスが先に出て、ピアストリがセクター1最速、ノリスがセクター2で最速と互いに譲らぬ攻防となったが、最終的に両者タイム更新ならず。ピアストリが僅差でポールポジションを守った。フェルスタッペンはセクター2全体最速を叩き出したが、最終的に3番手止まり。レーシングブルズのハジャーがキャリア最高の4番手を獲得する健闘を見せた。オスカー・ピアストリ(マクラーレン/1位)「最高のタイミングで仕上げられたと思う。この結果を出せて本当にうれしいけれど、もちろんポイントは明日だからね。ここまでの週末は少し難しそうに見えていたから、なおさら満足している。少しずつ改善を重ねていった。まだ試してみたいこともあるけれど、全体的にはとても満足している。僕たちは毎週末お互いを倒そうと全力を尽くしているんだ」ランド・ノリス(マクラーレン/2位)「週末を通して常に接戦で、どちらに転んでもおかしくなかった。だから、ポールを取れなかったことには少しがっかりしている。いいラップだったけれど、ストレートで小さな向かい風があって、ほんの0.01秒を失った。でも明日は楽しめるはずさ。去年は僕たち2人ともスタートがひどかったから、どうなるか見ものだね!」マックス・フェルスタッペン(レッドブル/3位)「ここまでの週末はかなりトリッキーだったけれど、予選はこの週末で一番いい感触だった。だからとても満足しているし、観客のエネルギーは本当に素晴らしかった。マクラーレンは週末を通してとても速かった。だから僕たちは自分自身のレースに集中することが何より大切なんだ」オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が今季5度目のポールポジション獲得2025年F1 オランダGP 予選 結果1.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) 1:08.6622.ランド・ノリス(マクラーレン) 1...
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