2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPの予選が3月16日(土)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われた。ポールポジションを獲得したのはメルセデスのルイス・ハミルトン。メルボルンでは6年連続のポールとなる。2番手にはバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスがフロントローを独占した。
3番手はフェラーリのセバスチャン・ベッテル。そして、そして、マックス・フェルスタッペンがホンダのF1エンジンでは2015年のF1復帰以降での最高グリッドとなる4番グリッドに並ぶ。1番手:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日、自分がこのポジションにいられることを本当に幸運に思う。他とのギャップがどれくらいになるかは想像もできなかった。僕たちの方が遅れをとっていると思っていたし、プッシュしなければならないと思っていた。だから、できる限りベストなパッケージを準備して、結果を出せるように全力を注いできた。バルテリと僕は限界までクルマをプッシュした。クルマは大きく変えていない。バルセロナの時とセットアップはほぼ同じだ。だからこそ、このギャップには本当に驚いている。クルマのポテンシャルをフルに解放したのはこれが初めてだし、戦えるクルマであることがわかって本当に嬉しい。新しいシーズンの本当に素晴らしいスタートが切れたし、明日の戦いための良いポジションにつくことができた」2番手:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「今日はドライビングを本当に楽しんだ。良い流れを掴むことができたし、ドライビングを楽しんでいる時はそれがタイムシートにも表れるものだ。Q3の最初のラップはとても良かったし、2回目のラップでも更新したかったけど、アウトラップでトラフィックに当たってしまい、ラップを開始するときにタイヤが少し冷えてしまっていた。ルイスは素晴らしいラップをした。でも、トラフィックさえなければ、今日のポール争いはもっとわからなくなっていたと思う。僕たちがここまで強いとは思わなかった。嬉しいけど、率直に言ってこれほどギャップがあることに驚いている。僕たちは自分がどの位置にいるかよくわからないままここに来た。フェラーリより少し後ろだと思っていたくらいだ。でも、彼らを侮ってはならない。今日は苦戦していたかもしれないけど、冬季テストでの彼らは本当に強かったし、速いクルマを持っている。同時に、僕たちもバルセロナからここまでコンスタントにクルマを改善させたし、本当に良い仕事をしてきた。今日は楽しかった。2人とも良いラップだった。日曜日もこの調子でうまくいくことを願っている。ターン1までそれなりに距離があるので、スタートを決めて、後続とのギャップを築きて、ルイスと良い戦いがしたい」 3番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「明日、3番手からレースをスタートするのはそれほど悪くはないし、クルマも問題ない。パーフェクトとか、思い通りだったわけではないし、速さも少し足りない。でも、ここからスタートしてどんな結果を出せるか見てみよう。このトラックは独特だし、コンディションはテストで経験したものとは違っている。僕たちは昨晩クルマを間違いなく改善させたけど、全員の前に出られるほど十分ではないことは明らかだ。明日のレースではクルマのことをさらに理解するための時間がある。可能な限りハードにレースをして、どのような結果を出せるか見てみよう。結局のところ、僕たちはポールポジションの16メートル後ろでしかないんだからね」4番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「今日は満足のいく予選だった。昨晩のモノコック交換なども含め、今週末はいくつかの困難もあり少し心配しもあった。ただ、現場とファクトリーのスタッフが連携していいセットアップを見つけ出してくれたので、2列目グリッドを獲得でき、とてもうれしい。Q1は本当に接戦で、このようなストリートサーキットでは最初のアタックからうまくやらなければならない。ほかのドライバーと異なり、Q1では同じセットのタイヤを使い続けていたので、2度目の走行でタイムアップできたのはラッキーだった。予選モードではパフォーマンスの向上を実感したので、満足している。いいマシンバランスを見つけるのに苦労しており、上位との差は望んでいたものではないけど、現実的に考えると今のポジションには満足すべきだと思う。4番手というのは、予選前の想定よりもいい結果だ。明日どういう順位で終わるかを判断するのは難しいし、金曜日にロングランをそこまで多くできなかったけど、タイヤの持ちはかなりよさそうなので、クリーンなスタートをしてどこまで順位を上げられるか見てみたいと思う」5番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「この予選結果に満足だとは言えない。Q1は良かったし、Q2はとても良かったけど、Q3は特に2回目の走行では特に最初のセクターであまりにミスが多かったし、改善することができなかった。ここから学んで、レースに向けてできる限りの準備をしていきたい。メインのライバルとのギャップに関しては、もう少し小さいと想定していたことを認めなければならない。ここが珍しいトラックで、伝統的なトラックと比べれば順位が変わることがあるとしてもね。僕たちの方でマシンにはまだ作業する余地があると思う。レースは明日だし、かなり長い。僕はまだ表彰台を狙っている。当然ながら、パーフェクトなスタートを決めなければならない。ここはオーバーテイクが簡単とはほど遠いサーキットだからね」 6番手:ロマン・グロージャン(ハース)「6番グリッドはいい結果だ。特にケビンもすぐそこし、良い1日だった。マシンは良いパフォーマンスを発揮しているし、僕たちはこのトラックでいつも競争力があるのはいいことだ。予選用のセットアップをフルで走らせたのは初めてだったし、さらに詳しく知ることができたのは興味深いかった。マシンはうまく機能しているし、ポジションもだいたい予想通りだ。序列にはいくつかサプライズもあるかもしれないけど、自分たちの1日にはとても満足している。レースペースも予選と同じくらいいいと思う。プッシュして、結果を出し続けていきたい。1年の最初に多くのポイントを獲得できることを期待している」 7番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「僕の方はパーフェクトな予選とはいかなかった。Q1の最初のタイヤでミスしてしまい、もう1セット使うことになってしまったことで、Q3では新品が1セッ...