2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2021年のF1復帰を希望しているようだが、元F1ドライバーのデビッド・クルサードはアロンソには“選択肢はない”と考えている。最近、フェルナンド・アロンソは、今年のインディ500の後に将来を評価し、F1に復帰する可能性があると主張している。そして、アロンソのマネジメントを担当するフラビオ・ブリアトーレは、アロンソがF1復帰するのはメルセデス、フェラーリ、レッドブルの3強チームでのみだと語っている。
残念ながら、フェルナンド・アロンソの2020年のインディ500参戦の夢は、エンジンサプライヤーであるホンダがアンドレッティ・オートスポーツとの契約を承認せず、シボレー系のエド・カーペンター・レーシングからも拒否されたことで暗礁に乗り上げている。元F1ドライバーであるデビッド・クルサードは、トップチームはフェルナンド・アロンソを必要とはしていないと語る。「彼はF1に戻ってきたいと思っているが、彼には選択肢があるとは思わない」とデビッド・クルサードは司会を務めたアルファタウリの新車発表イベント後にスペインのAS に語った。「メルセデスが彼を必要としているとは思わない。フェラーリが彼を必要とするとは思わない。レッドブルが彼と必要とは思わないと思う。彼はどこへ行くのか? マクラーレンに戻る?」フェラーリはシャルル・ルクレールと2024年まで、レッドブルはマックス・フェルスタッペンと2023年まで契約を延長し、プロジェクトの指針を決定している。レッドブルは過去に確執のあったホンダのF1エンジンを搭載している限りはアロンソの加入は“想像できない”と語っている。メルセデスも年齢が上がってきた絶対王者のルイス・ハミルトンの残留が濃厚と考えられており、チームメイトの座が開いたとしてもさらに過去にハミルトンと確執があり、年長の38歳のフェルナンド・アロンソを起用するとは考えられない。そして、深い繋がりがあったマクラーレンはフェルナンド・アロンソとの関係を解消している。いくら望んだとしても、F1ドライバーとしてのフェルナンド・アロンソのキャリアは終わりを迎えた可能性が高い。「私にとって、アロンソはF1でこれまでで最も才能のあるドライバーの一人だ。ハミルトン、シューマッハ、セナのように本当に才能がある」とデビッド・クルサードはフォローする。「彼が運転しているすべてで速い。だが、誰もが自分の瞬間を持っているのかもしれない」一部では、ダニエル・リカルドが離脱するであろうルノーでF1復帰という声もあるが、果たして?
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