F1中国GPは、2018年から2020年までの新たな3年間のF1開催契約を締結したことを発表した。2004年の初開催以降、F1中国GPはカレンダーで重要なラウンドのひとつとなっている。上海国際サーキットは、技術的にも優れたコースとして知られており、オーバーテイクの多いエキサイティングなレースが展開されてきた。
今年6月に暫定版F1カレンダーが公表された際には、F1中国GPは要確認の注釈がつけられていたが、今回の契約延長により、正式にカレンダー入りが確定した。3年間の契約延長とともに、2018年のF1中国GPとF1バーレーンGPの日程が入れ替わることも発表された。来年で15回目となるF1中国GPは、第3戦として4月15日に開催されることになった。F1カレンダーの変更はFIA世界モータースポーツ評議会で正式に承認される必要がある。F1の会長兼CEOのチェイス・キャリーは「F1世界選手権に少なくともさらに3年間、F1中国GPが定着するための合意に達することができたことをとても嬉しく思う」とコメント。「この素晴らしい国は、すでに我々のスポーツへの関心が圧倒的に上がっていることを示しており、まだ大きな未踏のポテンシャルがあると確信しておる。今回の契約更新は特に世界のこの地域における我々の開発戦略のなかで重要だ」「我々、そして、この事業のパートナーは、F1中国GPをさらにスペクタクルなものにしたいと思っている。その一方で、中国のファンをこれまでよりもスポーツにより近くにもたらしたい。最後に、我々はグランプリを継続させるための成功の重要な要素である上海地方自治体のサポートに感謝したい」