ケータハムのチーム内で早くも変化が起き始めている。謎めいた投資家がチームを引き継いだケーハムは、チーム代表だったシリル・アビテブールの離脱と新代表クリスチャン・アルバース、コリン・コレス、マンフレード・ラベットの加入を別とすれば、F1イギリスGPでは平常通運転だった。
だが、その他にも変化がいくつか見えている。ケータハムのF1マシンにはトニー・フェルナンデスに関連するスポンサー『Airbus(エアバス)』のロゴがまだ掲載されていたが、『General Electric(ゼネラル・エレクトリック)』の“GE”ロゴがないのが目立っていた。 Turun Sanomat は、今後トニー・フェルナンデス時代のスポンサーはさらに去ることだろうと主張。 また、ケータハムの2015年に関する噂もすでに始まっている。ケータハムは、レッドブル以外の唯一のルノーユーザーになるのではないかと見られている。さらに、ドライバーに関しても、レッドブルの支援を受けるカルロス・サインツJr.、新代表のクリスチャン・アルバースと同じくオランダ出身のロビン・フラインスの名が挙がっている。ただし、今のところ小林可夢偉とマーカス・エリクソンのシートは安泰なようだ。マンフレード・ラベットは「両者に契約がある。彼らは今持てるものでベストを尽くしている。結果の弱さは彼らの落ち度ではない」と述べた。だが、Turun Sanomat は、ケータハムの“アドバイザー”であるコリン・コレスは、金曜フリー走行1回目を資金の豊かなドライバーたちにできるだけたくさん売り出すことで新たな収入を得ようとしていると報道。 また、コリン・コレスは、400人を超えるケータハムの従業員を縮小しようとしているとの報道もある。 マンフレード・ラベットは「我々は4日間を使ってチームが後方にいる理由を理解しようと努めた。今季を最大限に活用し、来年は確実にもっと上のグリッドにつけるよう努力していく。チームのどの部分に新たな力が必要なのか調べるつもりだ」
全文を読む