ケータハムは、チーム創設者のトニー・フェルナンデスがF1プロジェクトへの関心を失っており、F1活動を停止するかもしれないとの噂を否定した。昨年の後半、マレーシアの企業家であるトニー・フェルナンデスはチーム代表の座をシリル・アビテブールに譲り渡した。またケータハムは2013年、定評のあるヘイキ・コバライネンに代えて2人目のドライバーにもペイドライバーを起用。
中団グループに追い付くどころか、下位グループを脱出することさえも難しくなったと認識されている。実際、先週末のF1オーストラリアGPでケータムのマシンはグリッド最後尾に並び、両ドライバーとも2周遅れでフィニッシュした。だが、ケータハムのリアド・アスマットCEOはF1撤退の噂を否定している。リアド・アスマットは「私の記憶が確かであれば、我々がF1で活動を始めた2010年から撤退報道はある」と Speed Week にコメント。またケータハムは、すでに2014年からスタートする“新しいターボ時代に向けた投資”を行っており、それこそがケータハムがF1から撤退するつもりがないということ証明していると述べた。「チームを畳むつもりであれば、そのような投資をすると思うかい?」とリアド・アスマットはコメント。「F1は我々のビジネスモデルの大きな構想の一部だ。それに、哲学の基本的部分でもある。それが撤退の噂がナンセンスである第2の理由だ。」「ケータハムは今年も来年も、この先何年もここにいる」
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