フェラーリF1のカルロス・サインツは、マクラーレンとの長期契約にサインした元チームメイトのランド・ノリスは、マクラーレンをF1で“トップ”に導くことができるドライバーだと考えている。2019年と2020年にマクラーレンでチームを組んだカルロス・サインツとランド・ノリスは、グリッドで最も仲のいいパートナーシップとして知られ、低迷していたマクラーレンをコンストラクターズ選手権3位に押し上げた。
カルロス・サインツは、昨年末のマクラーレンを離れてフェラーリに加入したが、ランド・ノリスは印象的なフォームを維持し、今シーズンこれまで2つの表彰台を獲得している。そして、F1モナコGPの週末には、マクラーレンはランド・モリスと新たな複数年契約を結んだことを発表。少なくとも2023年末までチームに残る契約となっている。ランド・ノリスのマクラーレンF1との新しい契約について、カルロス・サインツは、元チームメイトは今後数年間でマクラーレンをF1の頂点に導く能力を兼ね備えていると確信しており、ノリスをグリッドで最高のドライバーの1人に挙げた。「現在、非常に類似したレベルのパフォーマンスを発揮しているドライバーがたくさんいると思う」とカルロス・サインツは語った。「僕としては彼らのなかにランドを含めたい。彼らは潜在的なワールドチャンピオンであり、勝つためには適切なマシンが必要なだけだ」「もちろん、自分自身も含めているし、シャルル(ルクレール)や他の多くの人々も含まれるだろう。F1のレベルは非常に高いため、残念ながら、僕たちは何ができるかよりもチームの能力に依存している」.「でも、ランドには勝ってマクラーレンをトップに導くポテンシャルがあると信じている」カルロス・サインツとランド・ノリスは、F1モナコGPでレースウィナーのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位と3位でフィニッシュし、揃って表彰台に上がった。3人の平均年齢は 23 歳 11 か月 28 日で、2019年のF1ブラジルGPと2008年のF1イタリアGPに続いて、F1史上3番目に若い表彰台をマークした。カルロス・サインツは、その結果はF1が「将来に何も心配することがない」ことを示していると感じており、グリッド上のフロントランナー間のわずかなマージンに注目した。「今年のドライバーのレベルは全体的に非常に高い」とカルロス・サインツは語った。「予選ラップを見て、若いドライバーだけでなく、ルイス(ハミルトン)のような人々も含めたみんなの予選ラップをチェックすると、信じられないほどのレベルだ」「このグリッドを非常に多くの才能のある人々と共有し、彼らと自分自身を比較して、どのようにできるかを確認できるのはうれしいことだ」「他の追随を許さず、常に新しい限界を見つけ続ける必要があると感じられるのは、レーシングドライバーとしては良いことだ」
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