マクラーレンのカルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソに2019年F1マシンで予定されているインシーズンテストの何回かを譲っても構わないと語る。マクラーレンは、フェルナンド・アロンソがアンバサダーに就任し、その役割の一部としてどこかの段階でMCL34をテストすることを発表。また、2020年マシンのMCL35の開発でも役割を担っていくとしている。
フェルナンド・アロンソがクルマに乗る場合、バーレーンGPとスペインGP後に予定されている4日間のテスト日程のうち、カルロス・サインツもしくはランド・ノリスの走行時間が犠牲になることになる。しかし、カルロス・サインツは、フェルナンド・アロンソがMLC34に走行機会を与えるためにテスト日を譲っても構わないと語る。「気にはしていない。僕はインシーズンテストを走らずにフェルナンドに譲るだけの十分な経験を積んでいると思っている」とカルロス・サインツはコメント。「そんなに心配はしていあに。フェルナンドがテストでクルマに乗るのは良いことだと思っている。昨年マシンと比較して良いベースラインを築いていくためにもね」「走行日にホテルで爪を噛んでいるようなことはないよ」フェルナンド・アロンソとクルマについて話をしたかと質問されたカルロス・サインツは、アロンソが新車を試してみるまで本格的な比較をするのは難しいだろうと語った。「いくつかの考えを共有してきたし、今年のマシンのバランスウと彼が昨年乗ったマシンのバランスを少し比較してみようとはしている。クルマについて少しコメントをしてくれている」とカルロス・サインツは語る。「でも、彼が今年のクルマを試してみるまでは、実際に僕たちがどの位置にいるか、望んでいる場所にいるかを結論付けるのは難しいと思う」「昨年のクルマでは100周しか走っていないし、比較して今年のクルマが良いか悪いかを見極めるための十分なマイレージを稼いではいない。彼が去年どれくらい走ったかはわからない。5000~6000周くらいかな。それと比較する方が簡単だと思う」