ジェンソン・バトンは、F1モナコGPの予選でQ3に進出して9番手でセッションを終了。だが、グリッドペナルティによって決勝は最後尾からのスタートとなる。インディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役としてF1モナコGPで一戦限りで復帰したジェンソン・バトン。木曜日から半年のブランクを感じさせない走りを見せ、予選ではQ3に進出。9番手タイムを記録した。
しかし、木曜フリー走行後にMGU-Hに不具合が見つかり、ホンダはMGU-Hとターボチャージャーを交換。2つのコンポーネントはそれぞれ5基目となり、15グリッド降格ペナルティが科せられるため、決勝は最後尾グリッドからのスタートとなる。「今日の予選は大いに楽しむことができた」とジェンソン・バトンはコメント。フリー走行はよかったものの、予選ではマシンのパフォーマンスをさらに調整する必要があり、まだ改善を続けているところだ。今年のタイヤは、動き・摩耗・寿命という点で、昨年のタイヤとは全く異なる。(ベストな状態に持っていくまでの)最後の数パーセントを理解するのは容易ではない」「それでも、僕は満足している。今年唯一のレースとなる週末に、予選で9番手に入り、決勝を20番手からスタートすることになった! こんな機会に恵まれるとは思っていなかったので、僕にとっては素晴らしい思い出になる。この大きな、すばらしいマシンに乗って、モナコを駆け巡れることをとても幸運に思う」「今週末の終わりには、予選9番手という結果を手にサーキットを去る。今日の結果には大いに満足すべきだと思っている」関連:F1モナコGP 予選:ライコネンがポール、フェラーリがフロントロー独占