トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、FP1を15番手タイム、FP2で17番手タイムを記録。“2台ともがペースを掴み切れていない”と語った。午前11時、ときおり晴れ間がのぞくものの、気温15℃で迎えたP1で、ブレンドン・ハートレーはソフトタイヤで走行をスタート。2セット目もソフトタイヤでマシンのセッティングを進め、プラクティスでのプログラムを順調に消化。23周を周回し1分46秒932で15番手につける。
午後3時からのP2も気温17℃、路面温度は27℃と低い温度のコンディションでセッションがスタート。ブレンドン・ハートレーはミディアムタイヤで走行を開始。その後、ウルトラソフトタイヤに替えてコースインし、アタックシミュレーションを実施。長いコース、ところどころトラフィックの影響もあって、なかなか1周をうまくまとめきることが難しい状況あったが、ハートレーは1分46秒337とP1のベストタイムを更新する。セッション後半、ブレンドン・ハートレーはスーパーソフトタイヤでロングラン走行を行った。セッション終盤にはミディアムタイヤに履き替えての走行も行い、各タイヤでのプログラムを予定通りこなして終了した。プラクティス中のタイム差は僅差となっており、ハートレーは17番手に終わっている。「F1の夏休み明けの第1戦をスパで戦うことができるこの週末を、とても楽しみにしていた。オー・ルージュを1周目、2周目と続けて全開で走れたときは一気に目が覚めたような感覚だった」とブレンドン・ハートレーはコメント。「今日はマシントラブルもなく過ごせた一日になった。解析するべきデータはまだたくさんあるが、残念ながら僕らのチームの2台ともがペースをつかめきれていない気がする」「相変わらずトップ10までのタイムは僅差なので、今晩やるべきことに集中して十分に準備したいと思う」F1ベルギーGPの2日目は25日(土)、正午(日本時間午後7時)よりプラクティス3、午後3時(日本時間午後10時)より予選が行われる。関連:・F1ベルギーGP フリー走行2回目 | キミ・ライコネンがトップタイム・F1ベルギーGP フリー走行1回目 | セバスチャン・ベッテルがトップタイム