BMWは第2戦マレーシアGPの初日フリー走行午後のセッションで、ロバート・クビサが8番手、ニック・ハイドフェルドが13番手だった。クビサは午前中のセッションでギアボックスを交換したことにより時間をロスしたが、両方のセッションで8番手タイムを記録。ハイドフェルドは計画通りに通常の金曜のセットアップ作業を行った。
ロバート・クビサフリー走行1回目 8番手 1分37秒218フリー走行2回目 8番手 1分36秒671「ギアボックスの問題で午前中のセッションはかなりの時間を失ったが、午後は主に異なるダウンフォース形状の評価とタイヤの比較に集中した。僕たちは多くの有益なデータがあるので、これから残りの週末のために正しい決定をするために分析し、理解しなければならない。僕たちはまだセットアップ作業にあまり時間を使っていないので、もと良くなるだろう」ニック・ハイドフェルドフリー走行1回目 11番手 1分37秒649フリー走行2回目 13番手 1分37秒106「金曜のセッションはとても満足できるものだ。ここでのマシンのバランスは、実際にはまだ良くないけど、メルボルンの金曜日に比べると初めから良いね。オーストラリアでしたように、土曜日のためにいくつかのセットアップの改善をみつけることを期待している。トラックは再舗装されているけど、常にというわけではないが、グリップレベルはかなり良いね。大きな疑問点は天候だ。ここでは正確な雨の予報は難しい。どんな雨も嫌だし、実情は正反対だ。だが、レースでは熱帯のスコールはさらに望まない。もしそうなったら、何も見えなくなって、ひどいアクアプレーニングになるんだ」ウィリー・ランプ テクニカル・ディレクター「我々は今日、レースの準備に集中し、タイヤに関して多くのデータを収集した。我々はまた異なる空力形状をテストした。これから我々はデータを分析する予定だ。ロバートのマシンでギアボックスの圧力が高すぎたので対策をした。冷却システムがダメージを負う危険があったので、セッションを続けられるようにリアエンドを変更することに決めた。メカニックは良い仕事をした。初日は晴れていたが、残りの週末は雨が降ると予想している」