アウディは2026年F1オーストラリアGP予選で好パフォーマンスを見せ、2台そろってQ3争いに加わった。ガブリエル・ボルトレトが10番手、ニコ・ヒュルケンベルグが11番手となり、デビュー戦の予選としては印象的な結果を残した。ボルトレトはQ2を突破してQ3進出を決めたものの、インラップ中にトラブルが発生。ピット入口付近でマシンを止めることになり、Q3に参加することはできなかった。それでもトップ10グリッドを確保し、チームにとっては上々のスタートとなった。
ウィートリー「チームにとって非常に励みになる結果」チーム代表のジョナサン・ウィートリーは、デビュー戦の予選結果を高く評価した。「チームにとって非常に励みになる予選セッションだった。アウディ・レボリュートF1チームとして初めてのレースでガビがQ3進出を果たしたのを見るのは、関わってきたすべての人にとって特別な瞬間だった」とウィートリーはコメント。「これは、このプロジェクトをここまで築き上げ、この段階まで到達するために積み重ねてきた努力の強い証だ」「残念ながらガビの最後のランの終盤で技術的な問題が発生し、Q3に参加することができなかった。またニコにもQ2の最後のランに影響する小さな問題があった」「それでもチームにとっては非常にポジティブなスタートだ。パフォーマンス面でも励みになる結果であり、組織全体の多くの才能ある人々の努力を示すものだ」ボルトレト「トップ10は誇れる結果」Q3進出を決めたガブリエル・ボルトレトも、チームのパフォーマンスに手応えを感じている。「チームにとって非常にポジティブな予選だった。アウディ・レボリュートF1チームとして最初のレースウィークエンドでトップ10に入ることができたのは、僕たち全員が誇りに思える結果だ」とボルトレトはコメント。「この冬の間にこのマシンを完成させ、競争力を持たせるため、そしてゼロから新しいパワーユニットを作り上げるために膨大な作業が行われてきたことを考えればなおさらだ」「もちろんQ3進出を果たしながら走れなかったのは悔しい。予選の終盤で何が起きたのかはまだ正確には分かっていない。ラップの途中でギアを失い始めてしまい、ピットまで戻ることができなかった」「チームとともに原因を分析することになるが、今のところ大きな問題ではないようだし、明日までには修復できることを願っている」「マシンは良いポテンシャルを示している。ここまで早い段階でトップ10争いができるとは多くの人が予想していなかったと思うので、とても励みになるスタートだ」「10番手スタートは良いチャンスになる。明日は強いレースをして、前のマシンと戦えることを願っている」ヒュルケンベルグ「11番手は堅実なスタート位置」一方、11番手となったニコ・ヒュルケンベルグも、予選の結果を前向きに受け止めている。「僕たちにとってかなり忙しい予選だった。序盤はいくつか管理しなければならないことがあって、リズムをつかむまで少し時間がかかった」とヒュルケンベルグはコメント。「最終的にはQ2でクリーンなラップを1回まとめることができて、11番手につけることができた。スタート位置としては堅実なポジションだ」「コックピットではエネルギーマネジメント、タイヤ、トラフィックなど多くのことが同時に起きているので、毎周回かなり集中力が求められるが、走るたびに学びは増えている」「全体としてチームにとってポジティブな一日だった。昨日のロングランの感触も良かったし、レースに向けて良い位置につけている」「この新しいマシンではまだ未知の要素が多いので、明日のレースはかなりオープンな展開になる可能性がある。チャンスを最大限に生かしたい」アウディにとって今回の予選は、2026年F1デビュー戦として大きな手応えを得る結果となった。2台ともQ3争いに加わり、ボルトレトはトップ10グリッドを確保。新チームながら早くも中団争いに食い込むポテンシャルを示した。決勝ではこの勢いを生かし、初戦でのポイント獲得を目指す戦いとなる。