アルピーヌF1は、2021年のF1世界選手権に投入する新車『A521』を正式発表した。昨年までルノーF1として活動してエンストンのチームは、新たにCEOに就任したルカ・デメオの再編の元、2021年からスポーツカーブランドのアルピーヌの名を冠して『アルピーヌF1チーム』として参戦する。
アルピーヌF1へのブランド変更に先立ち、チームは1975年のA500F1プロトタイプへのオマージュとして青・白・赤のトリコロールにAのロゴを融合させた暫定的なブラックをベースにしたカラーリングを公開していた。新生アルピーヌF1は、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソとフランス人のエステバン・オコンを迎える。最近、自転車事故で顎を骨折して手術を受けたアロンソは、スイスから英国への渡航制限を理由に発表会を欠席した。エステバン・オコンによって紹介されたアルピーヌF1 A521は、鮮やかなブルーがメインのカラーリングとして施された。エンストーンを拠点とするチームは、冬に大きな変化を遂げた。アルピーヌF1にブランド名を変更し、アロンソが最後にレースをしてから10年以上経ってから再びチームに加わっただけでなく、元チーム代表のシリル・アビテブールが先月会社を辞めた。アビテブールは、2017年からF1チームを単独で率いていたが、昨年セアトから加わった新CEOのルカ・デメオによるグループ内の再編を受け、会社を完全に辞めた。元スズキMotoGPチーフのダビデ・ブリビオがチームの新しいレーシングディレクターとして加わったが、正確な管理構造はまだ確認されていない。なお、ヴィリー=シャティヨンのエンジン部門は『RENAULT』のバッチがついたルノー E-TECHハイブリッド F1エンジンの製造を継続する。 この投稿をInstagramで見る Alpine F1 Team(@alpinef1team)がシェアした投稿
全文を読む